EMP レジストリ ユーティリティ
EMP レジストリ ユーティリティ
Environment Manager 個人設定ユーティリティ (EMP レジストリ ユーティリティ) はコマンドライン ユーティリティであり、Environment Manager 個人設定 データベースとの間で REG ファイルをインポートおよびエクスポートできます。キーを削除するための機能も含まれています。REG ファイルは Microsoft RegEdit ユーティリティで使用される形式と同じ形式です。すべての関数は、単一のユーザのアプリケーション単一のアプリケーションに適用されます。
要件
このユーティリティは直接データベースにアクセスするため、データベース表へのアクセス権が付与されたユーザのユーザ名とパスワードが必要です。個人設定 サービス アカウントを使用しても、動作しません。
Windows 設定グループ サポート
レジストリ ユーティリティを使用して、親 Windows 設定プロファイルに含まれる Windows 設定グループとの間で、レジストリ設定をインポートおよびエクスポートできます。このために、アプリケーション名が、プレフィックス「wsg:」が付いた Windows 設定グループ名で置換されます。このため、Windows 設定グループ「Appearance and Personalization」との間でインポートおよびエクスポートするには、アプリケーション名を「wsg:Appearance and Personalization」に指定します。
使用シナリオ
一般的なシナリオとしては、ユーザまたはグループが、ユーザ インターフェイス経由ではなく、バッチ処理で特定のレジストリ キーの更新を要求することです。EMP レジストリ ユーティリティを Environment Manager ポリシー構成と併用し、データベース内のユーザ設定を直接操作することもできます。
データベースの接続文字列の定義
データベースへの有効な接続文字列は、EMPRegUtil が実行される同じコマンド ウィンドウで、環境変数 EMPFileUtilConnectionString
で定義する必要があります。この手順は、環境変数を設定し、その後にユーティリティを実行する方法について示します。
- [スタート] > [AppSense] > [Environment Manager] > [ツール] > [EMP レジストリ ユーティリティ] を選択します。
-
コマンドラインで、
SET EMPRegUtilConnectionString=<connection string>
と入力します。例:
SET EMPRegUtilConnectionString=Data Source=(local);Initial Catalog=PersonalizationServer;Integrated Security=SSPI
- Enter を押します。
- この環境変数は、システム プロパティでグローバルに設定することもできます。
- コマンドラインで、EMPRegUtil の後に、必要な機能のコマンドとパラメータを入力します。
EXPORT <user> <group> <app> <key> <file>
IMPORT <user> <group> <app> <file>
EXPORT <user> <group> <app> <key> <file>
- 例:
EMPRegUtil EXPORT domain1\smithj “Default Users” Outlook HKEY_CURRENT_USER\Software\Outlook Outlook.reg
- Enter を押して、指定された機能を実行します。